襖の種類と張替えについて
1.襖の歴史
襖ができたといわれる平安時代に上流階級の家に導入され始めました。仕切りから可動式のものへと変わり、江戸時代にようやく一般家庭にも浸透します。ガラスが普及した現代でも襖の持つ和の雰囲気は需要があり、近年では海外での愛好家も出始めています。
2.襖の種類
現代の襖は大きく和襖と量産襖の2種類に分けられます。それぞれ張替え方法などに違いはあるのでしょうか。簡単にまとめました。
【和襖】
「本襖」や「在来襖」のほか、「チップボール襖」というものがあります。
木製の枠組みに複数の紙(下張り)が貼られ、下張りの上に外から見える襖紙(浮かし張り)が張られています。
この下張りや浮かし張りは、何度でも張替えすることが可能となっています。
【量産襖】
素材の違いから「発砲系襖」、「段ボール芯襖」、「ペーパーコア芯襖」というものがあります。
張替え検討中の方には残念なお話ですが、これらの量産襖は張替えることができません。
量産襖は糊を襖紙に直接つけ、下地にそのまま張り付けるという構造のためです。
穴や傷ができた時は張られている襖紙の上に新たな襖紙を重ねて張って修繕します。
ですので穴や傷をふさぐことはできても、襖のゆがみやシミを取り除くことはできません。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。普段は意識することのない襖ですが、リフォームを検討されている方はこの機会に種類や張替え方法を確認してみることをお勧めします。